広島旅行
5月の終わりに1泊で広島に家族旅行してきました。
(家族というのは母と8歳下の妹と私の三人です)
今回、行き先が広島になったのは母が広島にはまだ一度も行ったことがなく、厳島神社に行ってみたいとのことだったので広島になりました。
私は中学の修学旅行ぶり約20年ぶり2回目の広島です。
新幹線こだまで各駅停車でのんびり行きました。
広島くらいなら福岡からは各駅停車でもちょうどいい距離ですね。
広島に着いてまず向かったのは観光案内所です。
そこで何か色々な施設の入場券が安くなるカードを貰いました。(JTBのやつで行ってるからそういうのがあった)
実際、平和資料館の入場券が安くなっただけでそれ以外は使う機会なかったです💦
荷物をコインロッカーに預けて、路面電車の乗り場に向かいます。
広島の路面電車は初めて乗りました。
交通ICカードに対応してるようでしたが、未だに車窓さんがいて両替を車窓さんに頼んでいるおじさんがいて、その光景にびっくりしました。
今どき両替を人がしてくれるなんて、ほとんど見たことがない光景です。
20年くらい前にも一度見たことはありますが、やはりこれが本物か……と思ってしまいます。
この建物がもし原爆の被害に遭わずにそのまま残っていたとしたら、それはそれで良い観光施設になっていたと思うので本当に残念ですよね。
平和資料館も見学しましたが、最近リニューアルしたばかりということで以前見学したときとは全然違う内容になっていました。
修学旅行のときは時間もないし、バーっとしか見てないのでそんなに内容を覚えていないですが、前は被爆を再現した人形とかあって、その人形があるゾーンは本当に怖い印象が残ってます。
もう下手なお化け屋敷より怖いという印象。
今回行ったときも周りは修学旅行生ばかりでした。小学生の集団と中学か高校どっちか分からんけど、10代の集団そのどちらにも囲まれてなかなか身動きがとれない中の見学です。
まさかこんな状態になるとは想像してなかった💦
本当はじっくり見たほうがいいのかもしれないけど、怖い写真とかも当然あるので、そういうのをじっくり見ないで済んだのは正直良かったかもと思ってしまいました。(本当はちゃんと見た方がいいとは思いますが怖すぎて見れない)
肝心の展示内容はさっきの感想と矛盾するようですが、しっかり考えられた展示内容で良かったです。
具体的に何が良かったのかと言うと、個人個人の持ち物や衣服の解説にその人の家族から聞いたエピソードなどが書かれていて、一人一人の被爆者のことを想像しやすかったことです。
私くらいの世代になると戦時中のことなんて大昔のことで自分とは全然違う世界のことだとしか正直思えないわけです。
修学旅行で来ている今の子供たちなんかもっとそうですよね。「この時代、もう写真あったんだ~」とか言ってる声も聞こえてきましたからね。(そりゃ写真は当然あるやろ。そこまで大昔じゃない)
当時32歳の女性が亡くなるときに着ていたワンピースとか展示してありまして、今の私と同い年で被害に遭って亡くなったのか……と思うと、今の自分と少しは重ね合わせて考えてしまいますし……他の人たちも当たり前ですが家族がいてみんな普通に生活してたんですよね。
それが急に奪われてしまった。
こんな酷いことはないですよね。
平和公園を後にして次に向かったのは商店街にあったお好み焼きやさんでした。
たぶん地元の人が行くようなお店だと思うんだけど、ものすごく美味しかった。
やっぱり本場のものは美味しいですね✨
この後は広島城を見学するつもりでしたが、しばらく歩いてもなかなか着かない💦
妹が以前一度行ったことがあるというから着いて行ってたらもはや広島駅のほうに近いところまで歩いていたようで、途中からもう駅に戻ってホテルに行ったほうがいいかも?となりました。
結構歩きましたね💦
歩きながら思ったけど、やはり広島は川が多くて平べったい地形なんだなと。
長崎も歩いたことあるので分かりますが、長崎はめちゃくちゃ坂が多くて山の方もびっしり家が建ってるんです。
広島のほうが原爆の被害が大きかったというのが歩いてみてよく分かります。
一日目はこんな感じでホテルにさっさとチェックインして終了。